1940 SCOUT
基本情報
1940年式のインディアン「スカウト(SCOUT)」をベースに、40年代後半から50年代にかけてのアメリカで流行した、無駄を削ぎ落としたレーシーな佇まいを現代に伝える、極上のヴィンテージ・ボバースタイルカスタムです。
外装の主役となるのは、ホワイトのスキャロップと鮮烈なブルーで塗り分けられ、お馴染みのインディアンヘッド・ロゴが美しく描かれたスリムなガスタンク。リアにはプレーンフェンダーをタイトにマウントし、当時のダートトラックレーサー(ボバー)を彷彿とさせる、極めて軽快で無骨なシルエットを形成しています

車両の基本情報と特徴
フロント周りには、インディアンのアイデンティティであり、無骨ながらも繊細なメカニズムが美しい純正のガーターフォークを装備。そこに肉厚なブロックパターンの前後タイヤとブラックアウトされた大径スポークホイールを組み合わせることで、クラシカルかつ圧倒的な力強さを足回りに与えています。限界まで低く構えた小ぶりなサドルシートと、手前に引かれたスピードタイプのハンドルバーが、ストイックなライディングポジションを演出します。
心臓部には、ハーレーのナックルやパンヘッドとは全く異なる造形美を持つ、1940年式・インディアン伝統のサイドバルブ(SV)Vツインモーターを搭載。フィンが刻まれたシリンダーヘッドや、メカニカルに露出したリンケージ類が、オールドスクールな車体の中で凄まじい存在感を放ちます。そこから後方へと低く一直線に伸びる、クラシカルなスロット加工されたフィッシュテールテイストのエキゾーストが、サイドバルブ特有の弾けるような乾いた排気音と、スパルタンなサイドビューを完璧に完成させています。
歴史的な産業遺産としての気品を保ちながらも、アウトローなボバーの美学によって牙を剥いた、唯一無二のオーラと走りの情熱を感じさせる、最高に渋く贅沢な一台です。









